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自分なりに鍛えている

自分なりに鍛えている

前回のブログでは 私は音楽の聴く耳がある と宣言しましたが 言うだけは誰でもできる、そんなことで決して自己満足に終わらないよう、以前から自分なりに訓練をしている。オーディオとしての耳は全く自信ないからせめて音楽だけでも、仮にも父親は東京芸大ピアノ科卒のピアニストであり、デビューコンサートで酷評されて早々と引退し学校の音楽教師になったという、ある意味合理的な人生というかなんというか、とにかく父親は世界的なピアニストになりたかったらしい、それはまあ仮にも芸大出てるわけですし、一日9時間に及ぶ練習、当時集合住宅は近所迷惑になるということで一軒家を借りる、田舎からまかないのため姉が上京の英才教育と言って良いだろう、しかしたった一回のコンサートで自分には才能がない といってきっぱりと引退、そしてその叶わなかった夢をこのワタクシに託す訳でワタシが物心着いた時からピアノの猛特訓 のはずだったのが虚弱の極地ともいっていいくらいの病弱で生まれてきたワタシは常に病床に伏していてそれで父親はそんなワタシに絶望を感じて以来放任状態、要は期待されないで育った子供ゆえにそれはもう全く勉強なんてできるわけがない、それは親に期待されていないわけですからほぼ無気力人生です。いや我ながらある意味歪んだ家庭環境、しかも父親はこうなってしまったのは全部お前のせいだ!! とワタシの母親、つまりは父親からしたら奥さんを毎晩パワハラというかモワハラというか本当にひどいなんてものではない、まあ今から思うとピアニスト引退まで尋常ではない精力を注いできたので全てはその反動か? そう思うと多少は父を許していいという気持ちになるが、そんな小さ器だから大物ピアニストになれなかったんだよ、と言いたいです。

そんな自分が時を経てこともあろうにオーディオ=音楽にバリバリ関係ある仕事につくなんて・・・・

とこんな感じが自分のバックボーンといいますか生い立ち成り立ちという感じです、

それでこの仕事をやるようになって自分なりに音楽的感性を鍛えているのはズバリ、音楽の ブラインドテスト です。これは自分にとっては厳しい修行のようなつもりです。本当に音楽を聴く耳を持っているのか、それともそれはただの自分の思い上がりか、ブラインドテストはウソをつかない、自信がないなら というか化けの皮が剥がれたくないならやらない方が良い、しかし一度やりだすとやめられなくなる、要は 当たる からである。詳しいブラインドテストの方法はまた次以降のブログで

余談ですが、時々テレビで数億円のバイオリンと10万円のバイオリンの違いを聴いて当てろ とかプロオーケーストラトアマオーケストラの違いを聴いて当てろ とかやってますが、今まで一度も外したことはありません、おそらく20回はやったと思いますが、でも人間なんでいつかは外れるだろう と。 しかし普段テレビはテレビ本体の要は音の大したことない音で聴いてます、それでも外さないです、テレビのスピーカーでは音は正直よくわからないですが、今まで外さなかったのは例えば数億円のバイオリンと10万円のバイオリンの違い どちらか鳴りだした時に こんな音が数億円もしたらお笑いだ!これは10万円しかありえない・・・・・  と判断すると今までは必ず当たってます。これも音楽を聴く耳と言えるとは思いますが、理想は良い方の音を聴いてこれは素晴らしい こっちだ ということで一回も外さないのが本当に理想的な耳のようには思います・・・・

ではまた 

2023-03-01 15:27:50

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