私の音楽の話は基本的にクラシックを聴かない人にもぜひ というのがテーマです。
それで今回は ラフマニノフ はいかがでしょうか?
ラフマニノフの有名な曲といえば クラシックファンに人気投票をしたら断然ピアノ協奏曲第2番です。もうぶっちぎりと言っていいです。時間にして30分程度です。古今東西のピアノ協奏曲の中でも非常に人気があります。特に第二、第三楽章は映画音楽にも使われていたりします。しかし全楽章を通じて素晴らしいメロディが流れます。
が、長いといえば長いです。 それと私見ですが、特にこれといって有名すぎるメロディはないように思います、でも素晴らしい曲で特に雅子さまも愛される曲と聞いています。
それでではラフマニノフで有名な旋律はと言われると、まずは パガニーニーの主題による狂詩曲から第18変奏 要は第18番だと思われます。 相当な名曲だと思われます。 時間も3分くらいです。しかし少なくとも18個以上ある曲からなるものですが、有名なのはたった一曲です、でも一曲有名になるだけ大したものかと存じます
次に交響曲第2番の第3楽章の冒頭のメロディ これ心奪われない方はいないのでは? というくらい究極のロマンチスト と個人的には思いますし、これを聴けば半数の方は同意してくださると思います。 が、この楽章だけで15分 途中でこのメロディは再現はされますが長いといえば長い 特に最初の4分は良いのですが、その冒頭のメロディが止んでもしばらくは昔の恋愛シネマ音楽のようなメロディが流れますので本当に夢見るような旋律です、中間部が退屈するかもしれません しかし第三楽章全部聴いても15分弱です、 一曲となると1時間近く 他の楽章は全く聴く気にならないでしょう
次に ヴォカリーズ これも冒頭から甘い旋律が流れます。 演奏時間は数分です。元は歌曲ですが、あまりに有名になって色々と編曲されています。
それでどの演奏で聴くかというと、これは ラフマニノフベスト とか ラフマニノフベストオブ とか検索して そこで上記の曲が全部入ったものを見つけてBGM的ノリで聴かれるのがよろしいかと思います。 ただしピアノ協奏曲だけは単独でご購入されても とは存じます。録音が新しいこと セッション録音であればなんでもいいと思います。オーディオ的には1980年代録音のウラディミールアシュケナージピアノ ベルナルトハイティンク指揮アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団という黄金の組み合わせの最良の再現だと思いますが、古めの録音ですが、今もって通用するものだと思います、それは多分に演奏者がうまいからだと思います。 1960年代のカラヤンの演奏が未だに聴きばえがするのは、今のオーケストラより演奏が圧倒的にうまいからであり、録音技術を超越しているところが大きいと思います、そういうのを鮮やかに再生するところもオーディオの楽しみ ではないかと思っています、本当に古めの歴史的録音の方がシステムによって大きな違いが出るのでは とあくまで持論ですが・・・・・・
2024-05-16 21:10:51
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